ギアの進化(2002年7月現在)
クラッシュギアシリーズは、発売当初から現在まで、細かな改良が続いています。
シャーシが重心移動型シャーシになったこと、モーターブランドが変更になったことは良く知られていると思います。
そのほかにも幾つかの改良が実施されています
1.ホイールシャフト(時期:不明)
現在はシャフトが曲がりにくい物に変更されています。
通常のバトルで支障がでるほど曲がりません。 初期のシャフトは1ラウンドで大きく曲がってしまいました。
「シャフトの研究」も参考にしてください
2.VTシャーシ採用(時期:2002年2月)
固定重心のシャーシに代わり、現在は重心位置を4段階に変更できるVTシャーシになっています。
リアウエポンを取り付けることが出来るのも大きな特徴。
旧シャーシに比べ、若干重たいのが欠点か。
また旧シャーシは現在生産されていない模様。
3.モーター(時期:2002年3月)
性能にばらつきの大きかったSMC製に代わり、現在はマブチ製のモーターになっています。
カタログ上のスペックが違うのは、メーカーが変更にともない測定条件等が異なるためだと思われます。
ボンボンモーターはSMC製、現在発売中のカスタムモーターセットもSMC製です
4.カム(時期:2002年3月)
フェニックスのものは、イーグルのものに比べ、僅かに小さくなりました。(10.25mm → 10.00mm)
フロントウエポン着脱時の作業性を考慮したための改良と思われます。
左がガルダイーグル・ジャイアントブレード付属。 右がフェニックス付属。
5.クラウンギヤー
スリーブの長さ、形状が違うものがあります。
左のものは鎧輝専用、右のものは鎧輝以外の製品用のようです
爆龍爪は構造的に大きな力がかかるのでその対策だと思われますが、詳細については不明です。
6.G−2ギヤー(時期:不明)
シャフト穴部の形状が変更になっています。(右が新型)
穴の六角形部分を長くとっているのは、シャフトの空回りを防ぐためと思われます。
また、ギヤーが厚くなっています。
形成方法が変更されたためか、精度も向上しています。
旧型ギヤーは、シャフト穴がセンターからずれているものが多くありました(0.05mm〜0.08mm)
裏面もフラットな形状に変更されています。
さらに、カイザバーン(2002年7月)では、また形状変更が実施されています。
形状は旧型に近くなりましたが、六角断面部の長さは新旧の間位です。
穴の精度は良好な模様。
7.アッパープレート(時期:2002年6月)
ディノファランクスから、ナット埋め込みの穴が深くなっています。(右が新型)
従来よりほぼ1ミリ深くナットを埋め込むことが出来ます。
これにより電池ボックスとシャーシの結合ネジが締めこみやすくなっています。
8.G-1ギヤーシャフト(時期:不明)
G−1ギヤーにつける、あの短かくて厄介なシャフトですが、いつのまにか材質が変更になっています。
初期のものは鉄製で、モーターにピタピタと吸いつけられたのですが、現在のものは付きにくくなって
います。 ステンレスなどの材質だと思います。
9.VTシャーシ 電池ボックス固定ビス(時期:2002年7月) 情報提供:日アナさん
VTシャーシで、ギアボックスに電池ボックスを固定するビスが変更になっているようです
ビスの頭部が大きくなったことで、ネジ締め時やバトル時の強度がアップしているものと思われます。