小さい子のために

                          

5歳ぐらいまでの子供は、成長に差があり、能力の開きが大きいものです。

そういちろうは2月で5歳になったのですが、あまり大きい方でなく、力も強くありません。

そのうえツメが柔らかいので、電池カバーやシャーシを開けることが出来ませんでした。

ニッパーやヤスリは使えるので、なんとかクラッシュギアの組み立てはできるのですが、

力が必要ないくつかの工程は私がサポートしています。

                             

ここでは、小さな子供さんが苦手となりそうな作業について、私のサポート方法を紹介します。

                       

組み立て

電気プレート

 電池ボックスにプレートを挿入するのは、大人でもうまくできないときがあります。

 組み立てを始める前に、ここまで前処理をしてあげています(赤丸の中)

 あとは、自分でランナーから切り離し、組み立てできます。

 

                      

ネジ止め

 クラッシュギアで使用しているネジは2種類です。

 1つは電池ボックスとギアボックスを結合するためのビス。

 もう一つはプラスチックパーツ同士を結合するためのタッピングネジ。

                     

ホイールの取り付け

 ホイールの差込みは、なんとか自分で出来ます。

 差込みが深すぎて、回転が遅くなることが良くあります。

 こんなツールを作ってあげました。

 

 使用した部品は、シャークホイールSのランナーです。(薄い部分がちょうど1ミリ)

 クラッシュギア本体のランナーはABS製で、強い力で折れることがあり、危険です。

 ホイール用のランナーはPPなので、折れずに曲がるので比較的安全だと思います。

                      

 ホイール取付用の凹みを、ホイールとシャーシの間に入れて、あとは「ぎゅ〜」とホイールを押し込むだけ。 

 シャーシを持ち上げても、このツールが落ちないぐらいまで締め付けたら完了です。

 ツールを抜き取るとちょうど良い間隔になります。

                           

電池交換

 電池ボックスのカバーが、これまたツメの弱い子には難しい。

 そういちろうは真っ赤な顔をして「うーん」と頑張りましたが、ツメが割れただけでした(^_^;)

 使い方はとても簡単。 カバーのフックのところに差し込むだけで「カポッ」と外れます。 

 

 

 ツールを、携帯用のストラップで首に下げられるようにしようと思っています。

 ※あまり小さなお子様は、首が絞まる等の事故にならないように注意してください。

                          

ホイール交換

 TVCMでは簡単に交換できるように見えますが、 ホイールを抜くにはペンチが必要です。

 ラジコンのパーツで「ロッドストッパー」とか、「アルミストッパー」という名前の部品が市販されているので

 これを使うと、ホイールの交換が簡単に出来るようになります。

 (ただし、ノーマルカスタムクラスでの使用は禁止です)

 

                              

全て、親が作っても、ノーマルカスタムクラスには出場できますが、自分で組み立てるということは

子供の自信にも繋がると思います。